Workshop
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いくつかのインストラクションで構成されている。新聞の余白に「足へのメッセージ」書く。サイレンを聞きながら、出来る限り急いで、出来る限り高いところに靴を置く。そして、教室にあるすべての「足」を休ませる。人間の足だけでなく、椅子や机の椅子も。最後に、新聞に書かれたメッセージを読み上げながら「足談義」をする。最後に足への黙祷。アートの学生向けだったが、一般向けも可能。全部で、50分くらい。
<コンセプト>
あらゆる、緊急時にいつも世話になっている/酷使している「足」を想うためのワークショップ。東日本大震災の経験は、私たちに、生活や人間の感覚の限界を、あるいは、逆に、眠っている可能性を意識させた(せざるをえない)。まずは、「日常」の忙しさの中で、後回しなっていることへ目を向けたい。例えば「足」。あっという間に、ものの秩序が反対になってしまうような世界のイメージは、私たちの視覚のセンスをも変えたに違いない。高いところに置かれた靴は、ビルの上に残った船のように、行き場を間違っている/失っている「もの」に見える。一瞬の間に「もの」が、無用な「オブジェ」へと「変容」することを、私たちはもうぞっとするほど知ってしまった。
足のための避難 イスラエル、エルサレム。Musraraというメディアートの学校が主催するフェスティバルのプログラムの中で。2011年5月
高いところに置かれた靴たち(上)
新聞紙の余白に書かれた足へのメッセージ(左)
足談義の後、黙祷。