SUPPORTED PINE TREES 手焼きの松
1995年ごろの千葉県市川市八幡界隈でのスナップ。このあたりは、かつては海岸沿いで、松林があったと思われる。市川市では、クロマツは保護の対象である。この辺りの道はそのクロマツをなるべく避けるようにくねっており、どうしても塀が避けられない場合、写真のように共存することにしたらしい。全国に似たような環境はあるかもしれないが、かなりまとまってそれがあることや、後から松が大きくなってフェンスを破っているのと違い、最初から共存の姿勢であるところが興味深く、写真を撮って歩いた。以下の写真は、モノクロフィルムからの紙焼きを、後にスキャンしたもの。
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