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Extra Senses

山岡さ希子、アーティスト。都市空間の介入作品が多いが、ギャラリーや一般の空間も使い、立ち会ったあらゆる人との間で生まれる、相互違った体験の総体を作品と考える。個人と社会との軋轢、身体とその意志との齟齬や疎通から来る様々な不安、愚昧とも言える行為、そうした名付けようもないエネルギーに興味がある。制御しにくい素材を使ったり、居合わせた他者(観客)に参加を依頼したりして、予測できない状態をあえて作り、そのつどの選択により、新たな現実に出会う。そこに、通奏低音としての時間の流れとその刻みの揺るぎなさを対比させ、バランスをとる。リアルとフィクションを様々なレベルで混ぜ合わせ、しばしば、ユーモアによってそれらをつなぐ。ショーでも、アジテーションでもなく、ただの「出来事」であろうとする。

武蔵野美術大学油絵学科卒業。博物館や画廊に勤務した後、フリーランス。国内では、2005年にドイツのアーティストを招待したイベント「出会うための芸術(Art of Begegnung)」と「横浜港湾行為借景計画(Site-specific “aktion” in Yokohama)」の企画、海外ではヨーロッパ、イスラエル、南北アメリカ、韓国、中国、東南アジアなどのアートフェスティバルの招待されながら、活動してきた。2007年に伝統あるグラスゴーの「National Review of Live Art」に招待されている。2013年、クリティバ・ビエンナーレ(Brazil)より招待され、映像作品を作る。2016年に、パフォーマンスアートのアーカイヴ Independent Performance Artsts’ Movin Images Archive (IPAMIA)を設立。

「私は、私のパフォーマンスを『行為と時間と関係性の彫』」と定義する。わたしは、「人間」のあり方のひとつの例を創る。人間は矛盾した生き物である。にもかかわらず、人は何かを提出するとき、考えを矛盾のないようにひとつにまとめ、2つめ、3つめの感覚を切り捨てる。その捨てられかけた感覚を、私はextra senseと呼び、そこに興味を持っている。」

C.V. 2021

“Born in 1961, based in Tokyo. Studied oil painting in Musashino Art University, Tokyo. Has engaged in the practice of performance art since the 90’s. Since 1996 she has taken part in various performance art festivals around the world, including across Europe and North/South America, Korea, China, and SouthEast Asia.

Taking the thought of Performance Art as a fated process approaching the body as a single place/knot as her base she builds a practice extending across event production, moving image, photography and drawing, drawing upon the themes of public/private space, sculptured time and the consciousness of bodies.

I am interested in these senses that can be gotten rid of – “extra senses”.

In my art-works, I often involve an audience and materials, neither of which I can control well. Audience is a kind of others in a society for me. And most of the materials I chose are everyday necessities for us. Both are typical objects for human condition in our life. “